Cレギュレーション1800達成/予選1700達成 毒カミイーユイ+キョジオーン
はじめに
4月、5月にレート1800超え、予選で最高1749、最終1709を達成したので記事にしました。
詳しい成績は、4月は最終レート1800で614位5月はメインが最終レート1805で329位、サブが最終レート1811で300位でした。ひと月で人口減りすぎじゃないですか?
構築経緯
ハバタクカミ+イーユイを組みたいと思ったところからスタート。
バンギルガン+パオカイなど攻撃的なポケモンばかりで構築を組んでいたが、
削りのできるポケモンが必要だと感じキラフロルを採用。
地面打点が必要だと考えディンルーを採用。
次に耐久系のポケモンを入れるべきだと判断し、まずアーマーガアを採用。その後炎耐性とイルカマン対策、しおづけの強さを考慮しアーマーガアを水テラスキョジオーンに変更。
カイリューの枠ほかに適性がいると思うが、これでパーティが完成となった。
ハバタクカミ
↑いつも羽場って呼んでます。同じ人いますか?
臆病 CS252 H4
おなじみ使用率ナンバーワン。
火力増強、ふいうち半減のためのフェアリーテラス。
相手のハバタクカミに素早さ負けしないための最速+ブーストエナジーでパオジアンとの同速や、80~100族あたりの不意のスカーフも許さない。
みがわりは毒ダメ稼ぎのほか、守読みで狙われない時などに置くと便利。
もう少し耐久に回してもよかったかもしれない気はするが、耐久振り予想でパオジアンの不意打ちが飛んでこない、相手のハバタクカミが耐久振りなどが多く、このままでもいいかもしれない。
イーユイ
↑頼むから熱風を外すな
控え目 CS252 H4
水半減、胞子対策の草テラス。
防塵ゴーグルや隠密マントは発動が限定的なので、命の玉採用。
ただそれでもいちげきで相手を倒すのは厳しく、熱風と悪の波動の打ち分けは重要。
熱風は外れるからね。
キラフロル
↑調整はツイッターで見たものを使っています。
控え目 H252 B28 C156 D12 S114
地面半減のための草テラス。
どくびしやキラースピン要因。耐久振り+チョッキで想像以上の耐久力を持つが、ニードルガードが欲しくなることも。
相手の裏にディンルーやコノヨザル、ヘイラッシャ、チオンジェンなどがいて
どくびしを必ず撒きたいときは、草テラスを切らない場合でも倒してしまおうがかまわず巻き込み地震をする。
ディンルー
↑調整はリバティノートに載っていたものをそのまま使っています。
意地っ張り H212 A236 D60
火傷とハバタクカミ+イーユイ対策の炎テラス。
硬すぎ。たまに生き残って邪魔になるくらいには硬い。物理二匹に集中されて落ちることはあるが。
おんみつマントはキラースピン、ねこだまし対策。キラフロルと並べると大体ディンルーに猫を打ってくるためアドが取れた。ほかにもワイドブレイカーのAダウンや雪崩の怯み、熱風のやけどなどを受けなくなるので強い。
こういうやつは火力が足りないことが多いが、じしんにカタストロフィと何でもあり。
ただしカタストロフィは半分削るだけなので、相手を倒すのは難しい場合がある。
キョジオーン
↑調整は配布されていたものをそのまま使ってます。
慎重 H252 B60 D196
耐久系のポケモンが必要だと考えた際に、アーマーガアの代わりに入ってきたポケモン。
一番初めは毒テラスだったが、イルカマンを返り討ちにするために水テラスで使用したところ、パオジアンやギャラドスなど、有利をとれる相手が急増し、勝利に貢献してくれた。
ちなみに水テラスに変えてから一か月後、5月の予選に登録した後にDに王冠を使い忘れていることに気が付いた。
↑HAノーマルテラスカイリューだったり、AS襷パオジアンだったりした
意地っ張り HA252
4月はパオジアンだったが、ディンルーの地震に巻き込まれないポケモンが必要だと感じ採用。
予選時はAS飛行テラバ型(いわなだれ→テラバースト)で使っていたが、カイリューにテラスタルを切る機会がほとんどないため現在のHAノーマルテラスがまだいいはず。
選出
基本選出
前+
裏+
キラースピン+カタストロフィorキラースピン+地震を選択。
毒で相手を削りながら、前2匹が倒れたらハバタクカミとイーユイを並べて相手を制圧する。
相手のディンルーやコノヨザルをなるべく削っておくことで、毒や炎にテラスタルされてもハバタクカミ+イーユイの2匹で突破できる体力までもっていくことを意識すること。
基本選出2
前+
裏+何か
キョジオーンが通りそうなときはこの選出。相手に特殊型が一匹以下でかつ水テラスしたキョジオーンに致命傷を与えられなさそうな時(ハバタクカミは大丈夫判定)
もしくは相手の特殊型全員が水テラスキョジオーンに打点なさそうな時。
キラフロルの毒で相手を削りつつ、水テラスキョジオーンの優秀な体制で詰めて勝ちます。
この場合キラフロルにテラスを切れないが、ヘイラッシャやディンルーを相手する際にはどくびしを撒くことが重要なのであまり躊躇せずに巻き込み地震を使うこと。
ディンルーの地割れには注意。
↑こういう相手は、全員キョジオーンに打点がなさそうなので出す。
↑特殊型が多いが、打点がなさそうなので出す。
↑特殊型が多く、イーユイの草テラスが予想できるので出さない。
相手が物理だらけなどの場合は、3対1からでも普通に勝てたりするので、相手の特殊型を倒すこととキョジオーンが倒されないことを意識する。
寿司
前+
裏+or
キョジオーンが通りそうなら出す。厳しそうならイーユイにする。
巻き込み地震をしてでもどくびしを撒き、ヘイラッシャに毒を入れたい。
あとはハバタクカミの身代わりで耐えながらヘイラッシャを倒し、シャリタツとラス1をハバタクカミ+イーユイで詰めて勝ち
キョジオーンを出す際は、基本的にキョジオーンだけでヘイラッシャ+シャリタツ+ラス1を相手することになるが、シャリタツはりゅうせいぐんでCが下がっていくので、再生連打からのしおづけで割といける。
コノヨザル入り
前 +
裏 +
カタストロフィやキラースピン、どくびしを駆使しハバタクカミ+イーユイをそろえる前にコノヨザルを削り、テラスタルされても倒せるようにする。
バンギルガン
前 +
裏 +or+何か
バンギルガンが初手で揃えば草テラキラースピン+地震が安定するので戦いやすい相手。
ハバタクカミ+イーユイの圧で大体初手に来てくれるが、裏に来る時だけ注意。
キョジオーンを出していればその心配はないが、取り巻きの特殊ポケモンには注意。
イルカウインバレル
前 +or
裏 +or(キョジオーンが前に出なかった場合)
基本水テラスキョジオーンに打点がないのでで詰めて勝ち。
相手のハバタクカミにだけ注意したいが、相手のハバタクカミがキョジオーンに付きっ切りになる場合はほかのポケモンが暴れられるので勝てる。
波乗りヘイラッシャ
前 +
裏 +or
相手が特殊だらけだが水テラスキョジオーンに打点がないため、キョジオーンで詰める。相手は初手でペリッパーを引いてシャリタツを出してくるので、ハバタクカミは守るとみがわりで粘り、その間にキョジオーンのしおづけでヘイラッシャを倒す。
追い風構築
前+
裏+
こちらに素早さ操作がほぼないため、追い風が切れるまで耐える必要がある。
キラフロル+ディンルーで2ターンをしのぎ、3ターン目にハバタクカミを死に出しから守るで枯らすのが基本戦術だが、イダイナキバ入りなど相手の火力が高すぎるとうまくいかないことが多く、不利な相手。
トリル構築
前+
裏+or+
テツノカイナはカイリュー以外全員に有利なので厳しい相手。
現環境のトリル特化は指トリルや猫トリルが基本だと思っているので、対トリルでは張らせないことよりも枯らすことを意識した立ち回りをする。
ディンルーとキョジオーンを交代させたり、まもるを駆使するなどしてトリルを枯らし、切れたところをイーユイで突破する場合と、キョジオーンとディンルーの素早さの低さ、カイリューのしんそくを生かしトリル下でも問題なく戦う場合がある。
ブリムオン相手にはキラフロルをテラスタルさせてエスパー弱点を消し、キラースピンで毒をまいた後、ディンルーの地震で毒化粧を発動させてさらに毒をまき、キョジオーンで詰める動きをとることが多い。
苦手な相手
イダイナキバ
弱点をつかれる4匹はもとより、ハバタクカミは物理耐久が低い、カイリューには雪崩と全員に打点を持たれている。
イダイナキバ入りにはおいかぜ軸が多く、こちらに素早さ操作がないことも含めて危険な相手。イダイナキバ一匹ならキョジオーンでまだ何とかなるが、攻撃的構築に入っていることが多く、取り巻きも含めて対処しにくい。
テツノツツミ
ハバタクカミ以外の全員が、テラス使用がしまいが水or氷(フリドラ含む)に弱点を突かれてしまう上に、
守るをするとアンコールされて直負けにつながる危険な相手。
キラフロルを初手に出し、草テラスエナボで倒すことで対策としている。キラースピン読みで安易な行動をしてくれるので、割と通る。
襷などで耐えられても、すなわちブーストエナジーが発動しておらずハバタクカミより遅いということなので問題なしで、まだ対策しやすいほう。
おわりに
今までは攻める構築ばかり使っていたので、耐久系ポケモンを使うのが初めてでしたが、なかなか強くていい経験になりました。
予選で最高1749最終1709、ランクマで300位位、レート1811とここまで上に行けたのは初めてです。